パラッツォ・ドナ・ダッレ・ローゼ

ヴェネツィアのカーニバルと舞踏会2026
ヴェネツィア - パラッツォ・ドナ・ダッレ・ローゼ
公演: 土 14 FEB 2026, 19:30

歴史
1609年10月14日、ドージェのレオナルド・ドナは、兄ニコロの義理の息子ジャコモ・ナーニから、リオ・デイ・ジェズイティとの角にあるフォンダメンテ・ノーヴェの土地を購入し、家族の宮殿を建てることにしました。この選択は、フォンダメンテ・ノーヴェがあまりにも周辺的であると考える兄ニコロとの継続的な議論を引き起こしました。ニコロは、より名声のあるグラン・カナルに宮殿を好んだでしょう。

 

最初の石は1610年3月24日、ヴェネツィアの建設前夜に、パオロ・サルピの設計によって置かれましたが、マルコ・フォスカリーニによれば、チコーニャはドナ家のアーカイブにはその痕跡を見つけられなかったと主張しています。建設現場の責任者はフランチェスコ・デ・ピエロで、サン・マルコ・デ・シトラのプロトであり、ドージェ・ドナは1594年から彼を知っていました。建物の覆いは1611年10月15日に完了しました。ドージェが1612年7月16日に亡くなった後、建設の財務管理は彼の甥レオナルド(1583-1632)に引き継がれました。

 

建築
ファサードは、いストリア石の基礎とコーニスで、滑らかなルスティカの形で表現されています。主な入り口は北側のフォンダメンテ・ノーヴェにあり、尖頭アーチの扉があり、西側のリオ・デイ・ジェズイティには、尖頭アーチの水の扉とドックがあります。東側は庭の壁で区切られています。

 

内部は、広い玄関ホールで構成されており、両側にはメザニンに続く階段があり、主な階段は貴族の階(ポルテゴ)に通じており、最上階は従業員用に予約されていました。